新人時代は社会性がまだまだ未熟でしたが、職場で先輩の仕事への向き合い方を目の当たりにしたり、統一研修で同じ立場の仲間たちと交流したりするうちに、専門職としての自覚が徐々に芽生えてきたように思います。後輩が入ったこと、介護福祉士の資格試験に合格して、今は亡き祖母が涙を流して喜んだことなど、あらためてもっとがんばらなければと思うきっかけもありました。
さらにリクルーターに抜擢され、どうすれば介護という仕事の魅力が伝えられるかを考えたことが、よい経験になりました。しかし何より、根気よく見守ってくださったスーパーバイザーや上司、先輩のおかげで今の私があります。ようやく人前で介護観を語れるほど、自分なりの考えが確立されてきました。
六心会介護福祉士矢守優希菜さん