連携推進法人リガーレ人材育成部会の今年度目標の一つは、オンデマンド型研修の教材開発です。10年以上実施してきた「統一研修」をデジタル教材化、受講の裾野を広げ、教育成果を上げるねらいがあります。 教材開発に向けて、各法人から委員を選出、研修プロジェクトを立ち上げました。現在、委員による研修モニターや科目ごとの内容の見直しを進めているところです。9月初めのプロジェクト会議では、上半期に実施した研修モニターの報告など、多面的に意見交換をする中、リガーレが実施する研修の特徴を再確認することができました。その特徴とは、各科目に必ず演習が組み込まれていること、その演習では受講者同士で学びを深めながら知識を獲得できるという点です。地域が異なる5つの法人の職員同士が、普段は離れていても、演習を通して関係性を深め、一体感を醸成しつつ、相互に刺激を受けながら学び続けることを私たちはとても大切にしています。こうした特徴を強みとして、オンデマンド配信など時代に即した研修方法やさらには対面研修の効果と重要性も再確認しながら、教材の開発を目指しています。

リガーレ暮らしの架け橋統括施設長杉原優子さん