社会福祉連携推進法人リガーレ

日々の声

研修の初めに学こと

リガーレ暮らしの架け橋 統括施設長

研修の初めに学こと

4月は新人職員向けの研修が始まります。介護技術の基礎を学ぶ科目も含まれています。講師の理学療法士から身体の解剖生理学的な視点も交えて講義を受けます。リガーレグループの研修で最も大切にされるのが、「尊厳の保持」という価値観です。身体に触れる、動かすという行為ひとつにも、利用者の気持ちや立場への配慮が求められます。単なる作業ではなく、相手の尊厳を守る行為であることを学ぶことが何より重要なのです。そのために、動作の正確さとともに、ご利用者本人にとって、安楽で自立を促すことのできる支援を考えられるように、研修のあらゆる場面にメッセージが組み込まれています。新人たちは介護の原点に触れ、少しずつ「人を支える」という責任の重さと意味を実感していきます。

リガーレ暮らしの架け橋統括施設長杉原優子さん